フルーツバスケット、皆さんはご存知ですか?
えぇ、あの昔懐かしいゲームです…と言いたい所ですが、今回は漫画のほうです(高屋奈月 著作 花とゆめコミックス 全23巻 白泉社)
先日、友人からこの漫画を全部借りまして、あっという間に読んでしまいました。なんというか、アホやっているときのテンションが『彼氏彼女の事情』と同じ‘電波’を感じますな。
冗談はともあれ、フルーツバスケットを読んでいて改めて十二支の不思議さに気づきました。ご存知の方もあるかとは思いますが、この漫画に登場する十二支の昔話では、ネズミがネコを騙す事で、ネコは十二支に入れなかった、ということになっています。
モンゴルにも似たような昔話があり、仏が十二支を決めるとき、ネズミがラクダを騙した為に、ラクダは十二支にはなれなかった、という筋書きになっています。
このほかの国の干支にまつわる昔話はわかりませんが、モンゴル等に限って言えば昔話におけるネズミというのはそれなりに狡猾な存在です。
そもそも、なぜ‘12’なのか。そういえば、星座も12星座です。つながりがあるような、ないような。そして、12の半分である6も、六曜ですとか重要なキーワードなような気がするのです。12を1とする単位、ダースも、元々はメソポタミア文明にまでさかのぼるといいますし、調べてみると結構面白いかもしれません。
後は、干支ですね。なぜあのような動物群になったのか、興味深いものです。そして、‘ネズミ’に騙される動物は一体誰なのかも。日本ではネコ(少なくともフルーツバスケットの中では)、モンゴルではラクダ、では他の国ではどうなのでしょうか?
こうして、太郎じぃの読みたい本リストはまったく減ることなく、増えていくばかりになるわけなのです(笑
posted by 太郎じぃ at 01:27| 東京 ☀|
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